Chiloloの旅の手帖〜in FFXI

LeviathanでプレイしているChiloloのFFXI日記サイト

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グリムゲルデの間の挑戦。

真に優秀な吟遊詩人は、どこかの王国で王たちの前で歌うことを赦されたりするものだ。
壮大な冒険譚を、胸を打つような甘美な愛の物語を歌ったりするのだろう。
煌びやかに装飾された広間で、王のもと集った貴族たちにダンスのための曲を演じたりする。
そういった吟遊詩人は世界に一握りといないであろう。

そこに到らない吟遊詩人たちは街中で楽しげに歌ってみせる。
酒場や、人が集まる、たとえば豊かに水を湛える噴水の前、往来の人々の目を奪いその美しさで心を洗うかのような花々が咲き誇る花壇の前。
子どもたちは足を止め、その勇敢な戦士の歌に聞き入り、自身の夢を重ねたりする。
街中を行く婦人たちは、彼の歌う甘い愛の曲に胸を高鳴らせる。
そして、酒場の男たちはその曲を肴に一日の疲れを酒とともに洗い流す。
そういった場所が吟遊詩人、という言葉の持つイメージに良く似合う。

だけども、わたしが持つ吟遊詩人とはそんなイメージとは違う。
木陰で休む魔道士たちにさりげなくバラードを聴かせ、前線で戦うものたちに大いなる勇気を与える歌を披露する。
そして自身は決して戦いに流されることはなく、ただその場を冷静に見つめている。
それがわたしの良く知る吟遊詩人だった。

わたしは吟遊詩人の装備を身に纏いながらこんなことを考えていた。
「結局ここに戻ってくる・・・わけか。」
モーグリが必死に整理しているロッカーには黒魔道士の装備。金庫からはみ出ているのは赤魔道士の装備。
わたしの持ってるものの中で、吟遊詩人用の装備たちが一番質素である。
赤魔道士や黒魔道士の装備は、相当なお金と労力を使って集めたものばかりだ。

「でも、なんで唐突に吟遊詩人クポ?がんばってる黒魔道士とか赤魔道士のがいいんじゃないクポ?」
「そりゃねぇ。でも今回は冷静な目が必要なんだよ。」
「目??吟遊詩人だと目が増えるクポ?」
「あはは、それじゃ怪物じゃない。」


9人のワルキューレの姉妹、そのうちの一人の名がつけられた間。
ここはグリムゲルデと呼ばれている。
大昔の試験場とはいえ、ここは一体どれほどの広さを持つのだろう。
とてつもなく大きな洞窟、と例えるといいのだろうか。
そこに集まった25人の冒険者たちと共にわたしはいる。

管楽器を携え、ゆっくりと深呼吸をする。
大丈夫、落ち着いてる・・・。
洞窟の奥には無数のコウモリたち。
あちらもこちらを窺ってるように思える。
パサパサと鳴る乾いた羽音は、まるで戦いの合図を待つわたしの鼓動のように思えた。

「よし、行こう!」
その合図を受け、ナイトが先制攻撃。そして戦いは始まった。

この時を待っていたとばかりに、ナイトに向かって猛進するコウモリたち。
その数は10を優に超えている。

わたしはみんなの足元をすり抜け、素早くナイトに駆け寄る。
少しずつ蓄積されていくダメージ。血に滲む白い鎧。
「もう少し、もう少し・・・。」
わたしは小声でつぶやく。
わたしの視線の先には、一番遠くにいたコウモリが近付いてきていた。
そう、わたしはそのコウモリが近付く瞬間を待っていた。
「聞いてもらいます・・・、ララバイ!」
静かに、深い眠りに誘うように思いを込めて演奏を開始する。

そうすると待機していた仲間たちが一斉に集まったコウモリに攻撃を開始する。
わたしはその場に留まりバラードを一曲演奏する。
何より心にゆとりを与える音楽。魔道士たちに好まれる曲。

そしてわたしは待ち構える。
多分もうすぐ目を覚ますであろうコウモリたちの一斉攻撃を。
わたしの耐久力じゃ持たないかもしれない。
「だけど・・・冷静に・・・冷静に・・・。」
キィ、と何かを引っ掻いたような音とともにコウモリたちは一斉にわたしに向けて動き出す。
「冷静に・・・冷静に・・・、今だ。」
わたしは再び演奏の構えに入る。
それを好機と見たか、一斉に飛び掛かってくるコウモリたち。
わたしの腕を、首を、至る所に噛みついてくる。

だけどわたしは吟遊詩人。歌を聞かせてるとき、演奏をしているときは何も感じない。
ただ一心に、わたしは自分にできる最高の演奏を行う。

閉じていた目を開く。と、視界は真っ赤だった。
きっと頭や顔にもコウモリたちに噛みつかれたのだろう。
血を服の袖でゴシゴシと拭う。
やっと晴れた視界の先には、再び眠りに落ちたコウモリたちが見えた。

仲間にケアルで助けながら、わたしは充足感を得ていく。

「うん、これならみんな大丈夫だろう。」

わたしは再び身構える。
その心は、次の演奏を待ち焦がれていた。


こんにちは、Chiloloです。
今日の内容は、週1で行っているエインヘリヤルです。
今回はグリムゲルデの間に挑戦です。

エインヘリヤルの各間の名前ですが、これはワーグナー作の「ニーベルングの指環」というオペラに出てくるワルキューレたちの名前になっています。ニーベルングの指環は、4部作で完結するのに26年もかかった曲。さらに序夜「ラインの黄金」が2時間40分、第1夜「ワルキューレ」が3時間50分、第2夜「ジークフリート」が4時間、第3夜「神々の黄昏」が4時間半という超大作。通常は4日間に分けて演奏されるというとんでもないものです。
元となっているネタは北欧神話で、ワルキューレや巨人族、オーディーンといったお馴染みのキャラも出てきます。が内容は北欧神話には沿らずワーグナーのオリジナルです。
あとは、ジークフリードっていうのはドイツの英雄叙事詩「ニーベルゲン(ニーベルング)の歌」ってのに出てくる英雄。
「〜の指環」の方のジークフリードはなんというかヘタレ・・・なのですが(笑)
「〜の歌」のジークフリードは魔剣の一種であるバルムンクの持ち主。
バルムンクは・・・って話がマニアックな方向にいくのでここらで止めておきます(^-^;

とはいえ、エインヘリヤルではどこの間を選ぼうと中身はランダムであり、各ワルキューレの名前に対してエリアの特徴があるわけではないのですが。

ま、前置きが長すぎました。
神話の話になるとどうもエキサイトしてしまう・・・。

今回は25人で突入。
忍忍忍赤白 ナ戦青赤召吟 忍侍赤白吟 黒黒黒黒黒 黒黒黒黒

そしてワクワクドキドキな突入なわけですが、待ち構えていたのは・・・

1匹コウモリのみ!いやっほーぅい!!
ってことでララバイでキビキビと寝かせて、1匹ずつ落としてもらいます。

つかね、コウモリ・・・すごい楽です・・・。

楽とかいいながらフルボッコにされる図w

まあわたしの代わりに白さんが犠牲になっていたのですが・・・(´・ω・`)

今まで最低24匹(推定)はいた雑魚がたったの12匹ですよ?
何この違い・・・、つか第Iウィングって同じ枠組みなのに違いすぎるんじゃないの?

まあエインヘリヤルがどれだけ不条理で、どれだけテキトーか、というのを垣間見た気がしました。
#テキトー:適当ではない、いい加減って意味のテキトー。

コウモリ退治中に鳥がわき、それも撃破。
なんらかのボス弱体なんでしょうね。良く知りませんけど。

vsボス、みてるだけーw

ボスはマーリドでした。
プロバシスシャワーというWSを連発(HP大回復する技、3000〜7000くらいらしい・・・)。
スタンで止めつつ削るわけですが、黒9人、侍が一人連携したりしつつ、残り時間10分ちょっとを使い切っても残り3割くらい残ってました。
そりゃHP調整しますっていうわ・・・。

今月末のバージョンアップでエインヘリヤルに手が入るようです。
まーなんというか相変わらず遅いですよね。せめて遊べるものを提供してくれないと。
#といいつつ遊んでるわけですが。こういう輩がいるから遅いんでしょうね(^-^;

だけど、ようやく1つクリアできそうかなぁっていう光明みたいのが見えた気がします。
1匹コウモリは範囲攻撃がないから楽ですね、イヤホントに。
鎌骨とかね、ホント・・・もう・・・もうっ!(笑)

今日までのChilolo
*赤:75*吟:75*黒:75*シ:75*召:71*狩:54*白:49
*革:100*調理:60*錬金:57*裁縫:53*彫金:41
*木工:39*鍛冶:36*骨: 4*釣り:35
| エインヘリヤル | 21:07 | comments(2) | trackbacks(0)

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| - | 21:07 | - | -
コメント
エインヘリアルですか・・・まだ行ったことがありません。
所属しているサルベージLSで「また行ってみよう」って話にはなっているのですが、そのサルベージがうまく進んでないので当分お預けになりそうです^^;
あ、でも少しずつは進歩してるんですよ^^

毎回、小説仕立ての書き出し、楽しみにしてますヽ(´ー`)ノ
神話のお話ももっと聞きたい!!!

| Merble | 2007/08/04 1:59 AM |
>Merbleさん
個人的にはサルベージのが好きです。
エインは・・・、みんなでワー、キャーいいながら楽しむにはいいのでしょうけど
運の要素が強すぎ、戦略性がなさすぎてどうかと思ってます・・・。
といいつつも、お祭りようなこのコンテンツは、それはそれで
好きだったりしますけど(笑)

この書き出しは、後で読み直して「あ、ダメだ、恥ずかしい・・・」
って思ってます。数日後読むとホントに恥ずかしいです(笑)
でも楽しみといわれるとちょっと嬉しかったり。ありがとうございます。
| Chilolo | 2007/08/06 9:15 AM |
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